カウンターとは（その3）

カウンターの三つ目は相手の攻撃をフットワーク（ロンぺやボナリエ）を使って間合いを切ってかわしてから、先手を取り返してタイミング良く突くというものです。フレッシュや深いファントの比較的ロングレンジでの攻撃への対処として有効です。間合いを切らずにカウンターを打つと後手になってしまうケースです。基本、剣への接触は行いません。アロンジェで上小手、上腕を狙います。あるいは切り返してファントで足先、腿。またはフレッシュで上腕、ボディを突きます。比較的ローリスクですが、相手の攻撃が連続する場合。つまりもう一回アタックがくる場合は要注意なので、見極める必要があります。これまでカウンターの基本形を三パターン説明しました。私はこれらカウンター攻撃を主軸にした戦い方をおすすめします。そして、カウンター狙いだけではなくアタック（フレッシュやファント）、パラードリポストなど他のテクニックを組み合わせることで相乗効果が発揮されます。さあ練習しよう！