小手を突かれたら考えるべきこと
こんにちは 今回のテーマは「小手を突かれたら考えるべきこと」です。
ファイティング中に相手から小手を突かれるケースは様々ですが、いつの間にか小手を突かれてしまうことがあります。その際、どう対処すればよいかという質問を受けることがあります。結論としては、①自分のガードポジションに十分な注意を払うこと、②常に小手に対する相手のカウンターを警戒すること、③自分の攻撃の間合いを相手のボディーではなく、まず小手から測ること、つまり自分が相手の小手を狙うことが肝要です。
小手を突かれた場合、相手としては「小手を狙っていて狙いどおりに突けた」というコメントがあるのみでしょう。ガードから小手がはみ出ていると、当然そこを狙われることになります。相手から見て、自分のガードに小手が隠れているかどうかを意識することが重要です。また、意識しなくても日頃から正しいガードポジションで構えることが大切です。
相手は常に小手を狙ってくると考える必要があります。
相手のボディーへファントしようとして間合いを測っている際に、小手を突かれることがよくあります。自分の攻撃に夢中になりすぎて相手の存在を忘れてしまった、すなわち前かがりになって反撃されたということですね。では、どのように攻めればよいのでしょうか?まず、自分も相手の小手を狙うことです。お互いに小手を取り合って攻守の均衡が保たれます。そして、そこから次の攻撃に繋げることが戦術の要です。まずは小手を突く練習(ドゥミファントアタックあるいはコントルアタック)が必要ですね。
ちなみに、小手を突かれない完璧なガードポジションというのは存在しません。攻守の最適なポジションを理解し、常に腕を動かしてチャンスを作ることが重要です。
さあ、練習しましょう。