コントルアタックは三手先を読む
こんにちは!コントルアタックの戦術についてお話しします。
コントルアタックは、自分のアクションで相手のアタックを引き出してカウンターを決めるという三手先を読む戦術での活用がセオリーです。
まず、コントルアタックは構えて待っているだけでポイントできるお得な技ではありません。たまたまがあっても一度きりです。北原白秋の「待ちぼうけ」じゃないけど、ただ何もしないで待っていても二度目はないと心得ましょう。相手は負けたくないから次は対策してくるでしょう。タイミング、間合い、スピードを変えてくるとか、コントルシクストなどこちらの剣を排除するクロス技で攻撃してきます。そこで待ち構えるこちらも準備しなければなりません。例えば、クードラに対してはロンぺで間合いを切って相手のガードポジションが下がったところを上小手にコントルする。クロス技に対してはデロべ(ディスエンゲージ)して反対ラインにコントルする。など基本的なテクニックを試みます。これが相手が「先手」、自分が「後手」の戦い方です。レッスンで身につけましょう。
一方で、これはこれで悪くはないけど、「後手」である限り、得点ビハインドの時などは主導権は握り難いです。(アンコンバット)ルール上も不利です。そこで、自分が「先手」の戦い方を覚えなけれなりません。まずは前述の「相手」を「自分」に置き換えることですが、もっと良い方法は、自分のアクション(一手)で相手の攻撃(二手)を引き出して、それに対してカウンター(三手)を決める戦い方です。代表的なものに、①小手にドゥミファントでフェイント。②相手が誘いに乗ってクロス技で切り返しのファント。③そこをデロべしてコントル!といったフレーズがあります。このように「三手先」を読むことで「先手」を取った試合運びが可能になります。
『虎穴に入らずんば虎子を得ず』です。
さあ、練習しましょう!