接近戦

 一定の間合いからの攻防があって双方トゥッシュ出来ないと、大抵、接近戦に移行します。接近戦とは腕だけで突ける距離での戦いです。剣の長さよりも近い場合は窮屈な感じになります。接近戦での得点も同じ1点ですから大変重要です。接近し過ぎてお互いの体が接触(コルアコル)するとアルト(止め)がかかりますが、アルトまでのロスタイムでのトゥッシュは認められます。また、フレッシュで攻撃した側は、相手を通り過ぎた後の後方からの突き直しは認められませんが通り過ぎながらのトゥッシュは認められます。逆に相手は振り向いて突けばトゥッシュとなります。いずれもこのあたりはジャッジによるので、コルアコル後も含め接近戦はアルトがかかるまでは勝手に止めない、焦ってランプを見たりしないで突き続けることが大切です。
接近戦はボタンの早押しゲームと同じと言って良いでしょう。とにかく先に突いたもの勝ちです。

では接近戦で勝つためにはどうすれば良いか。それには日頃のレッスンで、アタックがパスした時点で速やかに突き直しに移行するよう繰り返し練習します。ガルドと剣先の位置でパターン化すると良いでしょう。
さあ、レッスンしよう。

ところで、最初から接近戦を狙って飛び込むそこの君、それリスク取り過ぎ!コルアコルでペナルティ取られないように。でも果敢なところ私は嫌いじゃないですw

    接近戦” に対して1件のコメントがあります。

    1. 松原 ゆかり より:

      お忙しいところ、ご返信を頂き有難うございました。
      代表選手の方に直接メールを送るのは不躾なこととは思いましたが、どうかご容赦ください。

      老化による半月板損傷で手術をした為、練習から離れリハビリをこなすだけの日々もありましたが、復帰戦である2023全日本ベテラン選手権において目標としていた結果を出せたことが、今後の励みにもなりました。
      鈴木さんのブログに書いていただいてるその一つ一つが、大切な教えになっています。

      諸事情とケガの予後(これは別箇所ですが)が思わしくないので、残念ながら今回のデイトナビーチ大会は不参加としましたが、治療を続けながら、これからも鈴木さんのブログを愛読しエペに励んでいきます。

      9月の初旬とはいえ、まだまだ暑い日が続きます。
      どうかくれぐれもご自愛ください。

      コスモフェンシングクラブ
      松原

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