コンビネーションアタック

こんにちは!今回はアタックについてです。アタックの基本はアタックサンプル!タイミング良くズバッとファントやフレッシュ。シンプルが1番ですね。決まると一番気持ちいい。ベースボールに例えると豪速球のストレート勝負で空振り三振!ってところです。だけど球種がこれだけでは勝てないのも同じです。そこでフェンシング(エペ)ではコンビネーションアタックの出番になります。

コンビネーションアタックとは、複数のターゲットへの多段攻撃のことで、前段の攻撃が後段の攻撃のフェイントの役割を兼ねることになります。代表例をあげると、『①小手にドゥミファントからの②膝にファント』の二段攻撃です。小手は決まればラッキーと割り切りのフェイントとなります。リアクション(ロンぺ、腕を引く、パレ)を推定してまず①小手に仕掛けます。相手が反応し、相手のリアクションに被せるタイミングで②膝にファントで決めます。相手を野球のバッターに例えるとフォークボールで空振りです。成功させるコツは相手のリアクションの先読みと、タイミングを被せることです。不幸にも相手にこちらの二段攻撃がバレている場合には、膝へのファントに対して上小手にコントルアタックを決められます。相手に読まれないようにすることも必要です。

さらに手の込んだコンビネーションとしては、三段攻撃になります。上記に関連した例として、『①小手にドゥミファントからの②膝にファントからの③上腕にフレッシュ』を説明します。②膝にファントまでは上記と同じですが、実は②が相手にバレている前提で、②が2回目のフェイントとなります。相手のリアクションをコントルのための上腕へのアロンジェブラと推定し、アロンジェを回避して③フレッシュで決めるというものです。ただし、これは実戦ではなかなか難しく、二段攻撃がノンの場合のドゥゼーム(2回目の)攻撃としては効果的と感じます。やはり下手な考え休むに似たりです。

いくつかの二段攻撃を得意技として身につけることが試合で勝つために必要だと思います。さあ、練習しよう!

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